車椅子バスケのこと

車椅子バスケットボールは、一般のバスケットボールのコート、ボール、ゴールの高さ等、ルールもほとんど同じでです。大きな違いは14点ルールが用いられていることです。

 

それぞれ選手には、障害レベルの重い順に1.0〜4.5までの持ち点があります。(クラシファイヤーによよるクラス分け)試合中はコート上の5人の持ち点が合計14.0点を超えないようにチームを組むことになります。クラス分けの目的は、障害の重い選手も軽い選手も平等に試合に出場するチャンスを与えるためです。このルールが無かったとすると、障害の軽い選手だけでチームを組むことが可能となり、障害の重い選手の出場機会を奪ってしまうことになります。このようにチーム間の公平性を保っています。

 

車椅子バスケットボールの選手たちは、各々に残された筋力を最大限に活かしながら、個人のスキルアップ、チームの目標に向かって日々練習に取り組んでいます。毎年5月に開催される「内閣総理大臣杯争奪  日本車椅子バスケットボール選手権大会」での頂点を目指し、全国各地のチームが競い合っています。


クラス分け

クラス分けは、車椅子駆動、ドリブル、シュートなどの動作はもとより、車椅子座位における体幹のバランス能力とボールコントロール範囲に応じて分類されます。


また、一般的にハイポインターは高さのある車椅子、ローポインターは低い車椅子を使用しています。座面に角度を付けるなど、これも各選手がベストのパフォーマンスを発揮できるよう、障害の程度や身体機能に合わせて競技用車椅子を作っています。

4.5

片大腿切断で断端長が3分の2以上の選手や、ごく軽度の下肢障害を持つ選手です。どんな状況であっても両側への体幹の側屈運動が可能です。

4.0 

股関節の外転を使って、少なくとも片側への体幹の側屈運動ができます。 第5腰髄以下の選手及び両大腿切断で断端長が3分の2以上の選手、また片大腿切断で断端長が3分の2以下の選手です。

3.0

下肢にわずかな筋力の残存があり、足を閉じることができます。 骨盤固定が可能となるため深い前傾から手を使わずにすばやく上体を起こすことができます。第2腰髄から第4腰髄損傷の選手及び両大腿切断者で断端長が2分の1以下の選手です。

2.0

腹筋・背筋の機能がある程度残存している為、前傾姿勢がとれます。体幹を回旋する事ができる為、ボールを受けたりパスしたりする方向に体幹の上部を向けることができます。脊髄損傷では第10胸髄から第1腰髄損傷までの選手ですが、残存能力には個人差があります。

1.0

腹筋・背筋の機能が無く座位バランスがとれない為、背もたれから離れたプレーはできません。体幹の保持やバランスを崩して元の位置に戻す時、上肢(手)を使います。脊髄損傷では第7胸髄損傷以上の選手で、基本的に体幹を回旋する事ができません。

0.5ポイントは各クラスで上位の運動機能を有する選手に対しプラスされます。

(車椅子バスケットボールルールより引用http://www.weed-y.com/wheelchairbasketball00.html#bas